山菜採りや農作業などで野山や田畑に行く機会が増えるこの時期、注意したい感染症が「つつが虫病」。病原体を生まれつき持っているつつが虫の幼虫にかまれることで発病する感染症で、39度以上の高熱や頭痛など、ひどい風邪のような症状や赤い発疹が表れるのが特徴。重症化して死亡する場合もあり、岩手県内でも先月、今年初の感染者が出た。症状と治療、予防について紹介する。